Qさんの中国ブログ

ワールドワイドな日本人を目指す小さなおっさんのブログ

帝OH!

飲み会のOH!は☆ポンコツ☆の巻

 

失礼ながら、いつもポンコツ気味であるが

 

ある日こんなことがあった。

 

🇨🇳「いつもありがとネ!ワタシ、オゴル。お礼に焼鳥食べに行コウ!!!」

 

どんな風の吹き回しかと思えば

 

実はワテクシの実家の隣町は有名な焼鳥屋がある。

 

OH!はお礼にかこつけてそこに行きたいのだ。

※結局送ってけってことカヨ!

 

しかし、OHが奢るというのは珍しい。

 

社保別、国保自腹、月給15万と豪語する

この御仁。どうするつもりだ?

 

私はコソコソして裏へ隠れるOH!を見逃さなかった。

 

🇨🇳「ちょっと待ってネ。レジ(ガシャコーン!)」

 

あ、コイツ自分の店だからってなんか横領っぽいことしてる!!!

 

しかも、よく知らんけど中国人のシャチョーがいるから、雇われだったような...

 

(その数年後シャチョーと大喧嘩して、OH!が転職するのはまた別の話)

 

指摘してもどうせ誤魔化すのでとりあえず放っておいた。

 

※王は誤魔化しの天才であるが、ワテクシは審美眼があるので誤魔化しは効かない。

 

というわけで今日は王の奥さんも同行し

 

みんなで隣町へおでかけだ。

(ワテクシ運転手だけどナ)

 

途中OH!が妙な中華トークを披露する。

 

🇨🇳「酢豚スキカ?」

 

🇯🇵「ん?好きだけどなに?」

 

🇨🇳「パイナップルも?」

 

🇯🇵「あれは多すぎると肉が少なくて残念だね」

 

🇨🇳「アァ、ソウソウ、ソウデショ!パイナップル頭おかしいわ!」

 

🇯🇵「(いつも作ってるのOH!やろがwwwww)」

 

いろいろ聞いていると、日本の中華料理はOH!的にはおかしいらしい。

 

話によると、日本の中華は日本へ来て初めてシャチョーからレシピを習ったという。

 

中国にはほぼないらしい。

 

OH!曰く

 

チャーハン≒実家の余り物

酢豚≒パイナップルクソ野郎

自分の店で出してるラーメン≒美味しくない

エビチリ≒そんなものはない

焼餃子≒晩御飯の余った餃子をしゃあねぇから朝食べるとき焼く。年2回くらいしか食わない。

 

のだそうだ。

 

ホントかよwww

 

そして日本人はおかず一品とご飯で食べるが

なんだかかわいそうだという。

 

あの回るテーブルでたくさんの美食に囲まれ、豪華に食べなければ中華ではないという認識らしい。

 

🇯🇵「(横領してる御仁にいわれてもナァ)」

 

まぁ一理ある。

ワテクシだって金があるなら豪華にいきたい。

 

それはいいとして...


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例えば

 

この宫保鸡丁(ごんばおじーでぃん)。

 

日本では鶏肉とカシューナッツ炒め?的なネーミングで中華料理屋に鎮座してあらせられる。

 

ワテクシは今日、このイメージまんまで

ウッキウキで注文したわけだが

 

温かなキュウリとともに華麗にご登場なされて

卒倒した。

 

しかも人参君もご同行なさっていた。

 

味は美味いからいいけど、たまげたナァ。

 

本場の中華はなんか違うんだろうと身をもって体験した。

 

そしてOH!は本場の中国人だが

 

ここまでコテコテの中国人はその後一度も出会ったことがない。

 

奴は明らかに★規格GUY★な男だ。

 

 ☆次回は焼鳥屋到着後の話を続きから話そう☆

 

       〜帝OH!① 完〜


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リアOH!

OH!はリア充(死語≒陽キャ)

 

見た目はスキンヘッドなOH!なのだが

 

普通に結婚している。

(なんなら奥さんは美人な感じ。日本人には優しいけど、OH!には厳しい)

 

だから髪の毛がなくたって、収入がなくたって

みんな人生に絶望しちゃいけない。

 

いつも心にOH!を持たなければならないのだ!

 

OH!自身も自慢の奥さんだと思っているらしく

ときどき満足気な表情を浮かべていたのが印象に

残っている。

 

リア充といえば、ワテクシは学生時代てんで人気がなかった。

 

だから当時は

 

「宗教は麻薬だ!クリスマス☆粉砕☆非リアコンサート」

 

をしたいと本気で考えていた。

コンプライアンス的にNG,また余計に傷が広がりそうだからと周りに反対されついに実現しなかった。

 

その代わりに開かれたのが

 

  「秘 法 卍 闇 鍋 」

 

※OH!に関係なく、学生同士で少人数で開催された門外不出の秘法。クリスマスに参加しないと決めた革命同志のうち、格別の意志をもったものしか参加が認められない。

 

各自好きな食品や、様々な調味料を持ち寄り、健康面度外視で何でも煮て食う。

 

多分、賞味期限も守られてない。

 

まぁ我ら革命同志たちの命など大した問題ではない。ほっておけばまた畑から生えてくるに違いないからだ。

 

ワテクシは主に、振られたばかりの後輩をいじり倒したり、会を進行する役割を担う。

 

また傷ついた彼らの精神を浄化して差し上げるなど、スピリチュアルな役割をも担ってもいた。

 

だからもはやワテクシはヒーラー、あるいは聖職者といっても良い存在だ。

 

中国でも学生の悩みを吸い上げ、その思いをとことん供養してあげたいと思う。

 

オンキリキリバサラ、ナンマンダー、スウゥゥ

 

       チーーーーン🔔

 

アナタのオモイ、成仏シマシタ。

             もうダイジョーブ。

 

     ☆人生相談ならまかしとけ☆

 

なお闇鍋会後、ワテクシ以外は強烈な

           下痢に見舞われたそうだ

 

       〜リアOH! 完〜

 

 

 

 

しけた話①

才能を言い訳にしたくないが...

 

「才能か」「努力」か、これはワテクシが子供の頃からずっと考えてきた中二な命題だ。

 

みんなも考えたことあるのかな?

 

思考は実現するということを信じているので本当は言いたくない。

 

しかしワテクシは

 

「明らかに努力型だ」

 

これまでの経緯から泣く泣く断言してしまおう。

 

正直、何やらしてもパッとしないのだ。

 

ただし最近わかったことには

 

テストにだけはめっぽう強い。

 

正確には自分向きのテスト対策を調べる力なのだと思う。

 

これは才能が自らの欲求に追いつかなかったことから生み出したワテクシの処世術である。

 

他人の合格体験記などを数十ケース読み込んで、いいところをありがたく頂戴するのだ。

 

だから合格率10%切ってても、3ヶ月あればなんか受かっちゃうこともある。

 

が、このような合格のための小手先のテクニックを使うので

 

「点は取れるが、役に立たない」

 

というのが反省点だ。

 

これは努力というより怠け者という説もあるが、勉強はしているので、努力型である。と思う。

 

弁解するとすれば、力のある人からパワーを分けてもらうイメージだ。

 

「友情・努力・勝利」

 

の「友情」を勝手にネットからパクってきた「情報」で代用しているだけだ。

 

※ワテクシは陰キャなので、友達が少ない!

 

だからいつまでたってもなかなか実力がつかない。

 

ワテクシはこれまでずっと音楽をやってきたというのは、先日プロフィールに書いたところだが

 

ハッキリ言って才能がない。

 

緊張しぃだし、現場で怒られると参ったナァとなってしまうことも多い。

 

しかし、努力ができる。

 

だから成績だけはそこそことれた。

 

日本語教師になろうと思ったきっかけの多くはここにある。

 

大学院を修了後、ワテクシには学位と引き換えに200万を超えるささやかとはいえない借金が残った。

 

地方大学で声楽を専攻したワテクシには、歌を続けるには解決しなければならない問題があった。

 

それは...

 

「県庁所在地付近にしか声楽家がいない」

 

もっと歌が上手くなりたいと思っても、遠隔地に赴任してしまうとレッスンにすら通えない。

 

というシンプルなものだ。

 

これがいかんせん難しい。

 

なぜならワテクシを含めカネのないやつと、能力の足りないやつは教員になりがちなのだ。

 

※もちろん、申し分なく立派な先生もいるから怒らないでね。

 

そして、教員の若手採用は往々にして

 

遠隔地勤務である。

 

留学帰りだったり、輝かしい成績を残した先輩もやっぱりド田舎に十年は抑留されてしまうのをワテクシは何人も見てきた。

 

こういう優秀な先生に習えるのは、子どもたちにとってはすごくいいことなんだけどね。

 

どうしてもワテクシは歌を習い続けたかったので、地元で働くことにした。

 

この時点では

 

①歌が習えるけんちょーしょざいち近郊に住む

 

②お金を返すことのできるささやかな給料がもらえる(ボーナスで返せる)職場に入る

 

という目標だけで計画を立てた。

 

当初は成功に思えた。

 

が、それは7年にも渡る試行錯誤の日々の幕開けとなることをこの時点では知る由もなかった...

 

 

 

この話はシリーズ化予定。

 

〜回を追うごとにわかること〜

☆ワテクシの渡航経緯がわかるヨ☆

☆ワテクシが夢と現実の狭間で苦悩するヨ☆

☆ワテクシの少ない経験をシェアして、社会を明るくするヨ☆

 

      〜しけた話① 完〜

 

 

ダブルOH!

アニメじゃない!本当のことさ。

OH!の話を書くとときどき自分でも脚色があるのではないか、と思ってしまうが

 

恐ろしいことにまぁまぁ真実なのである。

 

電話番号がバレてから以来、ワテクシは救援をたびたび求められるようになったいた。

 

🇨🇳「救命啊!!!」

 

いやいや!誰かワテクシの救援もたのむ!!!

 

 

 

OH!は基本通話が大好きだ。

 

なんなら確かソフトバンクの通話かけ放題プランを契約してたはずだ。

 

所構わず困ったら電話をかけてくる。

※海外旅行プリベイドシムにも、中国人専用の通話かけ放題シムが販売されたりするのは納得だ。

 

 

 

今日はその中でも最も多いパターン

 

☆買い物通訳・運転手指令☆を紹介しよう。

 

OH!は社保別、月給15万なので車がなかった。

 

なので、買い物に困ると当然入電する。

 

🇨🇳「你好〜、今日手伝いよろしいデスカ?」

 

ワテクシは華の大学院生だったので、基本暇だった。

 

手伝いのあとはご飯を奢ってくれる(店のものを勝手に流用して作成してくれる)ので、一応等価交換なのだ。

 

スキンヘッドOH!の特に唐揚げは秀逸で、カリカリでなかふっくらなのだ。

 

当時103キロあったワテクシには外せないメニューで、体重維持に大きな役割を果たしていた。

 

 

 

さて、ここでクエスチョン。

 

OH!からの依頼。

 

それは中国人なら欲しがるある有名な日本製品だといいます。

 

 

🇨🇳「ワタシ、アレ買イタイ!ゾウ!!!

      日本人、みんな知ってるデショ?」

 

 

🇯🇵「ぞ、像?フィギュア?お土産?」

 

 

🇨🇳「像...?ナニカ?違うわ!いらないわ!!!」

※OH! 違うわ! いらないわ! などの語気が強い。これは中国人だからではない。OH!だけだから誤解しないように☆

 

 

🇯🇵「ぞ、象?パオーーーン?」

 

 

🇨🇳「アァ!ソレ!ドコで買える?

          中国へ送る。高いノ?」

 

 

🇯🇵「象...って🐘 象買うの?」

 

 

さぁ、中国通の読者の皆さんならもうわかりましたね。

 

正解は...

 

「ZOJIRUSHI」🐘の水筒でした!

 

 

ゾウでわかるか!!!!!!!

 

 

※中国人はあったかいものを好むので、保温性の高い日本のゾウはとても人気なんだそうです。

 

そしてそれはゾウではありません。

 

水筒です!!!(怒)

 

 

 

 

 

なお、そのあと馬油も捜索させられる模様。

 

     ☆爆買インバウンドやん☆

 

       〜ダブルOH! 完〜

 

 

 

 

未知とのワテクシ

そーいえばワテクシの話してねぇ

主人公はOH!ではなく、ワテクシですからね。

知らない人は覚えてね☆

 

〜ワテクシ〜

年齢 30

性別 男

国籍 日本

身長 小黄人(165センチ)

体重 65~103 年によって激しく変動できる

趣味 大学院まで専門が声楽でした。

   ピアノも人並みに弾けます。

   練習は嫌いです。

   ヴァイオリンとヴィオラも弾いてました。

   練習は嫌いです。

   資格マニアって呼ばれてたので

   資格取得も趣味かもしれない。

 

資格 ①じどーしゃ免許

   ②教員免許 中学校・高校専修免許

   (おんがく=就職ができない)

   ③日本語教育能力検定と

    420時間日本語教師養成講座修了

   ④ITパスポート

   ⑤英検2級

   ⑥TOEIC770点

            ⑦日本語検定1級

            ⑧HSK2~4級   

            ⑨HSKK初級

            10.日本歴史能力検定2級

   11.漢字検定2級と準1級

   12.漢字教育士講座受講中

※取得時系列順。③~12までを2017~2021年にかけて取りました。

 

〜なんで今さら日本語教師に?なんか遅くね?〜

いずれまとめたいと思いますが、奨学金や養成講座の費用等しめて三百万円ほど借金を抱えていたのとヘタレだったのが理由です。

 

借金返済と、貯金を二百万ほど作って転職しようと奮闘したため、転職するまで時間がかかりました。

 

また副業が出来ず、日本語教師の実地経験が作れないため、死ぬ気で日本語関連っぽい資格を取りまくりました。

 

およそ1つの試験に向けて3ヶ月以上かけないスタイルでいったら、小分けに受けた受験級を合わせれば14個位とれました。

 

不合格は受験料がもったいないので、すべて一発合格かつほぼ独学です。

 

ケチですから、そんなの当たり前ですよね。

 

そして陰キャだから勉強時間もとれるんです。

 

4年間毎日7時から12時くらいまでを歌と、資格取得の勉強にあてました。

 

あ、でも中国語だけはオンラインレッスン受けました。

 

中国語は隔離ホテルのおばちゃんにティッシュを交渉のすえ、ゲットできるくらいの実力。

 

おばちゃん!ティッシュ今持ってないからっていって隣の空き部屋からかっぱらうのやめて。

 

そこ消毒済みの部屋でしょw

 

4年間の間でコロナで試験が中止になるなどありましたが、必死に頑張ったような気がします。

 

眠気を抑えて勉強すると動悸がしてくるけど、受かりそうもない試験に申し込んでから勉強スタートするので、歩みを止められないかけがえのない日々...

 

結構楽しかったけどね(笑) 

 

そんなワテクシの話をたまに見てやってください。

 

     〜未知とのワテクシ 完〜

 

覇OH!伝

結局、OH!ってどんな人なの?

 

〜当時のデータ〜

名前 OH!

性別 男

国籍 コテコテの中国人

年齢 30歳くらい

身長    167くらい

体重 知らないけど、普通な感じ。

髪型 スキンヘッド(芸人の小峠さんみたいな)

住んでるところ ワテクシの実家から車で15分

職業 中華料理人

ラッキーアイテム 野球帽(外出時必ず着用)

特徴 中国人だけど、中国人を全く信用していない(日本国内の同胞にやたらと厳しい、冷たくあたる、等)

印象に残ったエピソード 〜金の話が好き〜

 

🇨🇳「アナタ、就職シタカ?ワタシの給料シッテル?」

 

🇯🇵「いや、そんなの知らないヨ(笑)」

 

🇨🇳「社保別、コクホ!ナノニ月15万!シャチョーオカシイワ!!!」

 

🇯🇵「(つ、つらそう...)」

 

※なお、全盛期休みは月に半日だった模様。しかも、シャチョーは中国人らしいので、我々にはどうしようもできないのだ!

 

       〜覇OH!伝 完〜

 

 

緊Q入電

OH!からの依頼

 

電話番号を交換してから一週間ほどだったろうか。

 

いや、交換じゃない。

 

電話番号を提供させられてから一週間ほどだったろうか。

 

(しかもワテクシのを教えただけでOH!のは教えてくれなかった🤤)

 

見知らぬ番号から入電。

 

🇯🇵「も、もしもし?」 

 

🇨🇳「こんにちは!えと、OH!です!あの、お願いある、よろしいですか?」

 

🇯🇵「なんですか?」

 

🇨🇳「ワタシ、家にテレビない。テレビ買いに行きたい。手伝いよろしいですか?」

 

どwんwなw頼wみwやwねwんw

 

その夜、郊外の電器屋に一緒に行った挙げ句、値下げ交渉まで突撃させられた。

 

ときおり

 

🇨🇳「隣の店ではもっと安かったヨ!!!」

 

などとOH!が店員さんに嘘をつく。

 

店員さん半ギレ。

 

今交渉してるんだから、話をややこしくするんじゃないヨ!!!!!

 

ヒデェ目にあった手伝い初日であったがお礼に自宅で中華料理を食べさせてくれるという。

 

🇨🇳「アナタ肉好きカ?中国のしゃぶしゃぶ 食べヨウ!!!」

 

火鍋(ふおぐお)が出てきた。

 

結構みんなこれを中国のしゃぶしゃぶと説明しがちだが、本当なのか?

 

どう考えても鍋料理なのだが...

 

※専門店だと鉄のしゃぶしゃぶ鍋みたいなやつに半分辛い、半分辛くないスープに分けてくれる。なので少しだけしゃぶしゃぶ味な見た目になる。OH!の自宅にそんなものはないので、もちろん鍋は唐辛子の赤一色だ!

 

辛すぎて死んだ。

 

しかも執拗に追い唐辛子の薬味も勧めてくる。

 

🇨🇳「アァ?アナタ辛いの食べないノ?」

 

この男...危険すぎる...

 

       〜緊Q入電 完〜