中国との出会い 黎明期のワテクシ
OH!の帰還
私の中国との出会いはこの人物 OH! との出会いだった。
OH!は中華料理の料理人で、出会った頃は私が22,OH!が30くらいの頃だった。
実家行きつけの中国料理店で、何度か見かけた程度だったがある日を境に友達?になった。
私が電車に乗っていると、帽子を被った人が声をかけてくる。
🇨🇳「えと、あのこんにちは!アナタみたことある。よくきてるでしょ店。」
野球キャップみたいのを被ったOH!を見た私は、最初全然わからなかった。
失礼ながらスキンヘッドのOH!しか知らなかったからだ。(のちに居民証=中国の身分証明書、人民は全員モッテル。を見て、これはスキンヘッドではなく、若ハゲなのだという悲しい事実が判明する)
いつもの中華料理の人か。
とようやくわかったところで、ほぼ無理矢理に携帯電話の番号を聞かれ、到着駅で降りた。
駅のエスカレーターを降りる途中、話をしやすいよう横に並んだら
🇨🇳「ダメ!エスカレーターは左に寄って乗る。知らないカ?」
いきなりダメ出しを喰らう。
一体今日はどうしたというのだ?と考えていると
🇨🇳「後で電話するヨ」
🇯🇵「OK!(なんの電話だよ笑)
と改札口で解散。
これがOH!
中国人民と私のファーストコンタクトだった。
〜OH!の帰還...完〜
時きたる
ついに中国へ
かねてからの目標であった、海外移住。
※正確にはまだ移住ではなく就労の形である。中国の大学で日本語教師として採用してもらえた。
2021年8月、幸運にも中国入国隔離を開始することができた!
コロナ禍の中、中国渡航には通常の就労許可だけではダメ。
省政府の印鑑付き招聘状が必要だ。
これには招聘元となる企業や団体などが省政府へ申請し、認可を得なければならない。
正直何度も無理かと思ったが、採用先に何度も頼んでどうにか手に入れたこの片道切符。
ああ、中国はなんと雄大な景色なのだろう!
計画から2年かけてようやく私はこの地に降り立つことができた。
日本の片田舎出身の私はこの景色と彩りにただ圧倒されるばかりだ。